話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く

アラン・ピーズ、バーバラ・ピーズ‎

近年の脳科学の進歩で、脳内ホルモンのことがわかるようになり、また性差の脳研究の進展から、男性脳と女性脳には際立った違いがあることもわかってきている。この本の表題の「話を聞かない男」「地図の読めない女」は、女脳は言語操作に長け(つまり女は会話ができる)、男脳は空間操作に長ける(つまり男は地図が読める)傾向にあるということで、それは統計データ的に裏づけられている。著者は、イギリスのボディランゲージ研究者とその妻。15年前、男女の脳の働きの違いから生じるトラブルをテーマに共著で出版し、日本でもベストセラーになった。最近「脳科学」「男女の違い」は再び脚光を浴びるようになり、新装版として出たというわけだ。 (藤井留美:訳/主婦の友社)

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