外国人と一緒に生きる社会がやってきた! 多言語・多文化・多民族の時代へ

河原俊昭、山本忠行編

クラスに外国籍クラスメートが転校してきたといったエピソードをもとに多言語社会の課題を考える。「外人」と呼んで仲間はずれにするのか友達になるのかといったことを考える機会を与えてくれる。文化の違いからお弁当を持参しなかったり、母国の国民の休日に休んでしまったり。学校で何が起こっているか、外国籍を持つお父さんやお母さんの悩みや先生たちの悩みなどが本書を通して見えてくる。外国語教育の視点では、例えば「目玉焼き」は英語で”sunny-side up”と言うが、「アメリカ人は太陽を連想しながら目玉焼きを食べるのかな」というように、言葉から考え方や思考も様々であることに気づくような、道しるべのような本でもある。 (くろしお出版)

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