共進化の生態学 生物間相互作用が織りなす多様性

種生物学会

共進化とは、生物が他の生物とお互いに進化しあうこと。この本は、若手の生態学研究者らが、12の章にわたってそれぞれの共進化の研究内容を紹介している。アリと植物の不思議な共生関係、植物の根と土壌微生物の想像を絶する相互作用など、驚くような生物同士の関わりが生き生きと描かれている。フィールド調査でのエピソードや研究者としての悩みや醍醐味も書かれており、高校生にとって一人称で科学を考えるきっかけになる一冊だ。 (横山潤、堂囿いくみ:編/文一総合出版)

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