ハプスブルクの実験 多文化共存を目指して
大津留厚
東欧に君臨した多民族国家ハプスブルク帝国(オーストリア・ハンガリー帝国)は、憲法で民族の平等を謳い、様々な工夫を凝らしながら多民族の均衡を保って存在したが、理念と現実の乖離が第一次世界大戦で浮き彫りとなる。多民族統治の難しさを伝えるこの本は、立法史からみても興味あるテーマだ。
(中央公論新社)
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