平和主義とは何か 政治哲学で考える戦争と平和

松元雅和

「『平和』を築こう」と言う際に、その方向性自体に異論を唱える人はそんなにいません。ですが、限られた資源・時間の中でどのように平和を築くのかという点については、実は様々な選択肢が存在し、ヒトによってイメージする平和の「カタチ」は異なります。

本書は「愛する人が襲われても無抵抗でよいのか」や「虐殺を武力で止めないのは無責任なのか」といった具体的な問いを通して、「平和」の思想・実践が多様であることを理解する一助になります。 (中公新書)

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