食・農学系の本

人が学ぶ植物の知恵

荻原勲、平沢正、福嶋司

植物の体の基本からはじまり、植物の生理作用、植物が放つ花の香り、子孫を残す受粉や遺伝子のしくみまで、植物の持っているさまざまな知恵を豊富なイラスト入りで解説する。著者は、園芸学、植生学、作物生態生理学の専門家たちの共同執筆による。 (東京農工大学出版会)



サプリメント・機能性食品の科学

近藤和雄、佐竹元吉

食品には「栄養」「おいしさ」のほかに、「生体調節」の役割がある。サプリメントや機能性食品は、その「生体調節」の役割を食品に代わって担うために作られている。この本は、サプリメントや食品の機能性について、科学的な面からわかりやすく書かれている。 (日刊工業新聞社)



WOOD JOB! ~神去(かむさり)なあなあ日常

原作は人気作家・三浦しをんによる青春小説。林業、山村の実態がよくわかり、林業に関する映画で、木材にも興味を持つきっかけとなるだろう。監督は『ウォーターボーイズ』などのヒット作のある矢口史靖。 (矢口史靖:監督、染谷将太、長澤まさみ:出演  )



チョコレートを滅ぼしたカビ・キノコの話 植物病理学入門

ニコラス・マネー

表題のチョコレートとは原料のカカオのことだ。カカオ栽培が、カビ・キノコの病害で激減したことを指している。この本は、ほかにも歴史上破滅的な被害をもたらした菌類による植物の病気について記載している。植物病理学について歴史を通して触れることができる。この本を読むと、植物の病気について研究し、その病気に対する防除法を開発する「植物保護科学」の重要性が理解できる。 (小川真:訳/築地書館)



ふしぎの植物学 身近な緑の知恵と仕事

田中修

植物にまつわる様々な現象の不思議を、わかりやすく紹介している名著である。基本的な芽吹きから成長の部分はもちろん、植物とストレス、虫や病原菌、季節をどうやって知るか、どのように生殖するかなど、知っているようで知らない、植物たちの生きる知恵を確認できる。 (中公新書)



ミジンコはすごい!

花里孝幸

ミジンコの生態を中学生程度を対象に解説した本だが、大人が読んでも非常に分かりやすく興味深い。ミジンコというきわめて小さな生物を通して、その生存戦略や生態系における重要性、我々人類の自然への接し方を考えさせられる。 (岩波ジュニア新書)



サバからマグロが産まれる!?

吉崎吾朗

激減するクロマグロの代理としてサバを代理の親にしてマグロを産ませることはできるのか。その研究に迫る。養殖生産魚をよりよいものにするために、魚の細胞にいかにアプローチしてきたか、またはしているかを読み取ってほしい。 (岩波科学ライブラリー)



すべて分析化学者がお見通しです! 薬物から環境まで微量でも検出するスゴ腕の化学者

津村ゆかり、立木秀尚、高山透、堀野善司

分析化学の技術を、環境・食品・医薬品・犯罪捜査・工業などの様々な分野の切り口から、非常にわかりやすく記述している本。社会の安心・安全を担う「分析屋」と呼ばれる化学者たちの手法や実例などを具体的に紹介していく。 (技術評論社)



これでナットク! 植物の謎 Part2

日本植物生理学会:編

植物に関する素朴な疑問・身近な現象について、日本植物生理学会に属する研究者が答えた本。日本植物生理学会ホームページの一般・学生向け「みんなのひろば」というコーナーに寄せられた植物の謎への解説をまとめあげたものだ。我々人類や動物は植物がいなくては生きてはいけないこと、植物科学は食料や環境問題と密接に関連していることがよくわかる。 (ブルーバックス)



木のびっくり話100

日本木材学会:編

日本木材学会に所属するさまざまな木材研究者が、一般向けに書いた本。木材にまつわるさまざまな100のトピックスについて、専門用語、化学式、数式などを極力用いずにわかりやすく書かれている。それぞれのトピックスは見開きの2ページで完結しているため、最初から読む必要はなく、気軽にどこからでも読める。木材の物理的性質、化学的性質だけでなく、木材がいかに地球温暖化防止に寄与しているか、木材が未来を切り拓く先端材料であることなどが理解できる。また昔ながらの木の使い方、これからの木の使われ方、地球環境の保全における木の役割など、木の意外な面を知ることができる。 (講談社)


関連する学問

8.食・農・動植物の学問をみてみよう
みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ