こころって、人を育てるって

選んでいただいたフィールドの本はこちら。さあ、もっとみてみよう。

教育・心理系

アイデンティティの心理学

鑪幹八郎

アイデンティティとは何かを解説してくれる本。登校拒否、対人恐怖症、ナルチシズムといったアイデンティティに関する問題や、日本の社会とアイデンティティの関わりなどが述べられている。すべての人々にとって生きていく上でいかにアイデンティティの視点が重要であるかがわかる。 (講談社現代新書)



教育・心理系

やってのける 意志力を使わずに自分を動かす

ハイディ・グラント・ハルバーソン

コロンビア大学の心理学者による本。動機づけや自己制御に関する科学的な研究成果をもとに、より良く目標達成していくための方法を提案してくれる。目標を設定してもなかなか達成できない人や、人をサポートする立場の人へ。 (児島修:訳/大和書房)



教育・心理系

入門 犯罪心理学

原田隆之

最新研究に基づいて、犯罪・非行に関連する要因を解説し、それをどのように治療に活かしていくかを具体的事例などを元に紹介している。冒頭に「犯罪心理学上の神話」を紹介し、研究の重要さを解説。また、処罰だけでは犯罪の解決にならないこと、臨床心理学、犯罪心理学的な知見に基づいて、犯罪者の「治療」を行うことが犯罪を抑制するための最も効果的な対策であることを強調している。 (ちくま新書)



手話の世界を訪ねよう

亀井伸孝

文化人類学者が、手話を多様な言語と捉え、また聴覚障害者の世界を異文化理解として、手話の世界を紹介する。著者の愛知県立大学外国語学部の亀井伸孝先生は、文化人類学とアフリカ文化の研究者だ。世界119種類の手話言語や、亀井先生ならではのアフリカのろう文化の紹介がユニークだ。 (岩波ジュニア新書)



教育・心理系

先生はえらい

内田樹

自分が「えらい」と思う人を「先生」とすることが大切と説いている。自分自身で師匠となる人を勝手に見つけ、与えられるのではなく、自ら学んでいってほしい。 (ちくまプリマ―新書)



はじめての障害者問題 社会が変われば「障害」も変わる

堀利和

全盲の国会議員による著書。障害福祉を学ぶ学生への講義をまとめたもの。障害に関する偏見や人間関係に始まり、障害を持つ人、持たない人が今後どのように意識を持ち関わって社会を作っていくべきかをわかりやすくまとめている。 (現代書館)



フリーター・ニートにさせないキャリア教育の授業

鳥居徹也

なぜ働かなければならないのかという、生徒からの問いにどう答えるのがいいのか。小学校から高校でキャリア教育に関する講演をされている著者の講演内容をまとめた本。ご本人の講演を聞く機会がなかった方にお勧めしたい。 (学陽書房)



教育・心理系

心理学の名著30

サトウタツヤ

フロイト『精神分析入門』、フロム『自由からの逃走』、フランクル『夜と霧』など、古典から新しいものまで、心理学の名著30冊を紹介。その中で、心理学の歴史・理論・方法論について、わかりやすく、しかも、本質をおさえて書かれている。この本を読んだ上で、紹介されている原著にあたるとよいだろう。 (筑摩書房)



社会学

日本のメリトクラシー 構造と心性

竹内洋

『大衆教育社会のゆくえ』をはじめとする苅谷剛彦の研究と並んで、日本で学歴取得をめぐる競争が大衆的規模で拡大する「メリトクラシーの大衆化」が生じたのはなぜかという問いに迫った、1990年代日本の教育社会学を代表する業績の書。専門学術書だが、挑んでほしい。 (東京大学出版会)



インサイド・ヘッド

主人公の11歳の少女の頭の中にある5つの感情をキャラクター化。それぞれの感情が思いを持ち、葛藤しながら相互のバランスを取り合うことで、少女の心を安定に導く姿を描いている。大ヒットのディズニー映画。



教育・心理系

その幸運は偶然ではないんです! 夢の仕事をつかむ心の練習問題

J.D.クランボルツ、A.S.レヴィン

キャリア発達の研究の第一人者であるクランボルツ博士の著書。キャリア形成において、ハプニングやちょっとした偶然、転機などを生かして人生を変えた人たちのケースが紹介されている。海外の事例ではあるが、この本を通じて高校生のみなさんには自身のキャリア形成の視点を変えていただきたい。 (花田光世、大木紀子、宮地夕紀子:訳/ダイヤモンド社)



教育・心理系

身体知 カラダをちゃんと使うと幸せがやってくる

内田樹、三砂ちづる

「とっさの判断」や「あうんの呼吸」など、深く考える前に身体が状況に反応していることは、日常生活のなかにも多く見られるものだ。こうした現象は、でたらめな現象ではなく根拠のあるものだ。ある状況に対する的確な反応を、全身で鍛えていく過程で身につけるといった「身体知」なのだ。内田氏と三砂氏の対談を読んでいくうちに、きっと、自分の身体にもそのような知性が宿っていることに気づくだろう。自分の身体といつもどのように接しているか、振り返りながら読んでみてほしい。 (講談社プラスα文庫)



教育・心理系

スポーツを考える 身体・資本・ナショナリズム

多木浩二

部活動で行ってきたスポーツや、テレビで観たり応援したりするスポーツ。これらは身近に感じられる一方で、学問の対象として考えにくいものなのではないだろうか。最近では、スポーツが社会を変化させるほどの影響力を持っているともいわれるが、この本は、スポーツが社会や歴史と無関係ではないことを、様々な視点で紹介してくれる。スポーツに対する見方を拡げてみてほしい。 (ちくま新書)



教育・心理系

マインドセット 「やればできる! 」の研究

キャロル・S・ドゥエック

困難に面したとき、挫折してしまうか、それとも強く乗り越えていくことができるかは「マインドセット」で決まる。そのマインドセットと何か。著者は、スタンフォード大学の社会心理学、発達心理学の世界的な権威。著者の長年の研究成果がわかりやすくまとめられていて、説得力もある。 (今西康子:訳/草思社)



教育・心理系

心理学へのスタディガイド

廣中直行

心理学はイメージが先行することが多いので、大学受験前にぜひ本書などを読み理解してから臨んでほしい。心理学とはどういうものか、また勉強の仕方などを知ることができる初学者向けの教科書。 (世界思想社)



マジックにだまされるのはなぜか 「注意」の認知心理学

熊田孝恒

マジックという身近な例を入り口に、人が持つ認知機能のうち「注意」のメカニズムについてわかりやすく紹介している。マジシャンは観客の行動をどうコントロールするか、不注意はどのようにして起きるか、変化になぜ気がつかないか、注意が先か、視線を向けるのが先かなど、興味は尽きない。 (化学同人)



教育・心理系

スタンフォードのストレスを力に変える教科書

ケリー・マクゴニガル

すべての人が避けては通ることのできないストレスという問題をテーマに、社会心理学の最新知見を日常に活かす方法が紹介されている。ストレスとセルフコントロール、精神と身体のつながり、個人と社会のつながり、意識の限界と無意識の力、マインドセットの効用など、社会心理学において重要な理論や方法論が詰め込まれている。科学的な根拠のないポジティブシンキングのビジネス書とは一線を画し、スタンフォード大学の人気講師から人の心の仕組みに関心のあるすべての人に向けて、心理学の理論を実践に活かすということが、わかりやすく書かれている本。心理学部を目指すか否かにかかわらず、ぜひ読んでみてほしい。 (神崎朗子:訳/大和書房)



教育・心理系

錯覚学 知覚の謎を解く

一川誠

錯覚とは適当に生じるのではなく、物理的特性と知覚される内容が一定の規則性に基づいて乖離することだ。錯覚の生じ方を調べると、私たちの脳が少ない情報からどのように世界を構造化しているのか理解できる。本書は、千葉大学・一川誠先生が、研究で取り扱っている錯視現象について、錯覚現象の面白さ、不思議さ、その現象の基礎について理解することの意義や可能性を、一般の読者向けにわかりやすく解説している。 (集英社新書)



教育・心理系

死んだ金魚をトイレに流すな 「いのちの体験」の共有

近藤卓

いのちとは何か、なぜ生きているのか。こういった大きく重い問題を心に抱えながらも生きていくためには、何が必要でどうすればいいのか。その疑問に答えたいと考えて、この本を書かれた。ぜひ、一緒にこの重い問題を考えてみてほしいと思う。 (集英社新書)



<意識>とは何だろうか 脳の来歴、知覚の錯誤

下條信輔

実験心理学的あるいは脳科学的な手法によって明らかにされた知見をもとに、人の心や脳の仕組みを考察する本。我々が持つ無意識的な情報処理プロセスについてわかりやすく説明している。そして、これらの仕組みをもとに、我々がどのように他者と交流するかなど、思考や感情のあり方についても触れている。 (講談社現代新書)


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