設計図から建築に必要な費用を計算
建物は、鉄筋、コンクリート、外壁のタイル、床や天井の部材、窓枠など多種多様かつ多数の部材からできています。そこで設計図や仕様書から部材ごとに数を拾い出し、単価をかけあわせて建築費用を計算するのが、建築積算士です。ちなみに最近は、積算専用のソフトウエアが使われるようになっています。
勤務先は建設会社、建築設計事務所、住宅メーカー、積算会社などで、図面を読む力、建築構造、施工法などの知識が必要なため、建築や土木系の学部や学科卒業者が多い仕事です。建築積算に資格はいりませんが、公的資格に建築コスト管理士や建築積算士があり、国や地方公共団体などによる公共建築では、資格保持者による積算が入札の要件になるケースもあります。
(他の仕事と比べて、働いている人の人数はほぼ同じ)
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
(他の仕事とほぼ同じ)
『仕事 創る、売る、尽くすの100以上の職業』は「学びみらいPASS」のR-CAPの123職業にも対応しています。 (職業適性検査の受診判定後の進路指導などでもご利用ください。)