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★は関連度
ナノテクノロジーは、100nm(1メートルの10億分の1)以下、つまり原子や分子レベルの大きさでモノを動かしたり、加工したり、作ったりする技術のこと。
学問としては、特別な構造をもつ分子を合成する【ナノ構造化学】、ナノ材料の性質、工業での応用を研究する【ナノ材料化学】、【ナノ材料工学】、【金属物性・材料】、【無機材料・物性】、【構造・機能材料】など材料研究の分野で研究されている。
また、有機物と無機物を含むナノ材料や、薄い膜の上での原子や分子の制御、材料の表面の性質について研究する【薄膜・表面界面物性】、【複合材料・表界面工学】、ナノ構造の物質の性質を研究する【ナノ構造物理】、生体を作る分子や、分子の性質の医療や工業への活用を研究する【ナノバイオサイエンス】、ナノサイズの加工法について研究する【材料加工・組織制御工学】、プラズマをナノレベルの微細加工に使う【プラズマエレクトロニクス】など、様々な分野からナノテクノロジーにアプローチされている。
ナノテクノロジーで実現することに関連する分野としては、例えばナノ材料を医療に応用するのは【生体医工学・生体材料学】、ナノスケール小さな機械は【ナノマイクロシステム】、ナノテクノロジーでエネルギーの効率利用を実現するのは【エネルギー学】がある。