◆環境保全◆

人間活動による環境負荷を減らす

環境保全とは、人の活動が環境に与える負荷を低減させる取り組みのこと。【環境技術・環境負荷低減】、【環境モデリング・保全修復技術】、【環境リスク制御・評価】といった分野で、汚染物質が大気や海洋等環境中の挙動や生物に与える影響、環境負荷の少ない技術開発、汚染された環境を修復する技術開発などを行っている。【環境材料・リサイクル】は、生分解性プラスチックなど環境負荷の小さい材料開発や、リサイクル技術を考える。

【環境政策・環境社会システム】では、環境政策や社会活動、環境教育など社会の面から環境保全にアプローチする。【持続可能システム】では、再生可能エネルギーの活用推進など、人の活動と環境保全の両立を検討する。生物多様性や生態系に関する課題は、【自然共生システム】や生物学の中の【生態・環境】で研究されている。

農学の中の【地域環境工学・計画学】では農村の環境保全について考える。汚水処理や工場跡地の土壌浄化など、社会の衛生、環境保全に関する技術は【土木環境システム】の領域となる。