文化人類学・民俗学

文化人類学は世界の民族の文化・社会を比較調査し、人類文化の全体像を捉える。民俗学は、民間伝承の調査を通して、一般庶民の生活・文化の発展の歴史を解き明かす

異文化コミュニケーション   フォークロア   神話   宗教儀礼   フィールドワークの方法論

学べる大学は?

研究をリードする大学

大学詳細

京都大学

文学部 人文学科 社会学専修
【 主な研究者 】
松田素二
総合人間学部 総合人間学科 文化環境学系
【 主な研究者 】
風間計博

早稲田大学

国際教養学部 国際教養学科
【 主な研究者 】
陳天璽
人間科学部 人間環境科学科
【 主な研究者 】
竹中宏子

東京大学

教養学部 教養学科 超域文化科学分科 文化人類学コース
【 主な研究者 】
関谷雄一 岩本通弥

大阪大学

人間科学部 人間科学科 社会学科目
【 主な研究者 】
森田敦郎 栗本英世 白川千尋
人間科学部 人間科学科 共生学科目
【 主な研究者 】
宮原曉
外国語学部 外国語学科 タイ語専攻
【 主な研究者 】
村上忠良

東北大学

文学部 人文社会学科 文化人類学専修
【 主な研究者 】
川口幸大

筑波大学

人文・文化学群 人文学類 考古学・民俗学主専攻
【 主な研究者 】
中野泰
人文・文化学群 比較文化学類 フィールド文化領域 文化人類学コース
【 主な研究者 】
徳丸亜木
人文・文化学群 日本語・日本文化学類
【 主な研究者 】
鈴木伸隆
社会・国際学群 国際総合学類
【 主な研究者 】
関根久雄 前川啓治

立命館大学

産業社会学部 現代社会学科 現代社会専攻
【 主な研究者 】
原尻英樹

東京外国語大学

国際社会学部 国際社会学科 地域社会研究コース
【 主な研究者 】
山内由理子

九州大学

文学部 人文学科 人間科学コース 比較宗教学分野
【 主な研究者 】
飯嶋秀治
芸術工学部 芸術工学科 未来構想デザインコース
【 主な研究者 】
谷正和

国立民族学博物館


その他の優れた大学

大学詳細

弘前大学

人文社会科学部 社会経営課程 地域行動コース

【アフリカ関連研究】 地域行動コースには、アフリカを対象地域とするレベルの高い研究者が所属している。

新潟大学

人文学部 人文学科 社会・地域文化学プログラム

【民俗学】 民俗学の実習があり、レベルの高い調査報告書を刊行している。毎年のように優秀な卒業論文を日本民俗学会の卒論発表会で発表している。

長崎大学

多文化社会学部 多文化社会学科

【アフリカ関連研究】 長崎大学に新設された多文化社会学部には、レベルの高いアフリカ研究者が複数所属している。

熊本大学

文学部 総合人間学科 地域科学コース

【民俗学】 実習科目があり、学生たちがユニークな報告書を作成している。

東北学院大学

文学部 歴史学科

【民俗学】 民俗学専攻の学生が多く、卒業後も民俗学を続けているOB、OGも多い。卒論のレベルも高く、毎年、東北民俗の会などで優秀な卒論を発表している。

國學院大學

文学部 日本文学科 伝承文学専攻

【民俗学】 折口信夫の流れを継ぐ伝承文学の研究。

成城大学

文芸学部 文化史学科 /民俗学研究所

【民俗学】 柳田民俗学の伝統を継ぐ民俗学研究所の活動。

神奈川大学

外国語学部 国際文化交流学科 /日本常民文化研究所

【民俗学】 日本常民文化研究所は、民具研究、海洋民研究で伝統のある研究所。研究が活発で、その成果も常に社会に発信されている。

南山大学

人文学部 人類文化学科

【文化人類学、考古学、哲学、言語学】 文化人類学、考古学、哲学、言語学の分野が共存するユニークな学科。東大以外では、文化人類学と考古学が融合して学べるユニークな学科はここだけである。日本でもっとも古い人類学の伝統がある。また、人類学研究所と人類学博物館がある。人類学研究所では、文化人類学・考古学を中心に民俗学、心理学などの所員が在籍している。日本でもっとも古い人類学の研究所である。

天理大学

文学部 歴史文化学科 考古学・民俗学研究コース

【民俗学】 民俗学実習が充実しており、民俗学関係の教員の数も多い。博物館学芸員の資格も所得可能である。


海外で学ぶなら

大学詳細

中山大学(中)

中文系

【非物質文化研究(世界無形文化遺産)】

北京師範大学(中)

中文系

【中国民俗学全般】

木浦大学(韓)

島嶼文化研究院

【海洋民族研究】

主な研究者

研究者詳細
山田厳子(嚴子)
弘前大学
人文社会科学部 文化創生課程 文化資源学コース/人文社会科学研究科 文化科学専攻

【民俗学、口承文芸学】民俗学の基本は「声なきものの声を聞く」ことにある。メディアにのりにくい声をどのような方法で聴くことが可能なのか考えつつ研究する。

佐野賢治
神奈川大学
国際日本学部 歴史民俗学科/歴史民俗資料学研究科

【仏教民俗学、民具学、比較民俗研究】ふつうの人々(常民)の日常生活を調べる。まずは物質的な「民具」から始め、祖先崇拝やシャーマニズムという民俗信仰、そして仏教の受容と土着の問題を幅広く追求。比較民俗研究会を主催し『比較民俗研究』という機関紙を出し30年になる。

吉田竹也
南山大学
人文学部 人類文化学科/人間文化研究科 人類学専攻

【文化人類学】楽園というイメージを付与された観光地が世界で作られ興隆している。そうした楽園観光の研究を行っている。

後藤明
南山大学
人文学部 人類文化学科/人間文化研究科 人類学専攻

【文化人類学、海洋人類学、天文人類学、物質文化研究】太平洋の伝統カヌー復興運動の研究者。伝統航海術やカヌー製作技術に対するユネスコへの無形遺産化へのサポートも行う。季節や天候の予測、カヌーの進路推定などのため、人文科学と自然科学が協力し、天文学との融合研究も行った。

菅豊
東京大学
学際情報学府 学際情報学専攻/東洋文化研究所

【公共民俗学】川利用の公共民俗論。

東賢太朗
名古屋大学
文学部 人文学科 歴史学・人類学コース 文化人類学分野/人文学研究科 人文学専攻

【観光・リスク・宗教】観光やリスク研究で今後リーダーシップをとっていける研究者。

菊地暁
京都大学
人文科学研究所

【民俗学史、民俗学説史】柳田国男、渋沢敬三の民俗学の再検討しつつ、民俗学やフィールドワークの政治性を問う従来にない研究史を蓄積し続けている。

政岡伸洋
東北学院大学
文学部 歴史学科 民俗学分野/文学研究科 アジア文化史専攻

【被差別部落の民俗】暮らしの文化と復興に向けての課題をテーマに、東北地方で新たな民俗を考えることの意義を考え研究を進めている。被差別部落の民俗誌を作成。

市野澤潤平
宮城学院女子大学
現代ビジネス学部 現代ビジネス学科

【観光・リスク】タイを中心に観光の孕む問題について研究している。

土居浩
ものつくり大学
技能工芸学部 建設学科/ものつくり学研究科 ものつくり学専攻

【民俗学、葬制・墓制研究】同時代としての葬制・墓制研究を切り開いている。

飯倉義之
國學院大學
文学部 日本文学科

【民俗学、口承文芸学】怪談話など、サブカルチャーも視野に入れた「怪異」研究で新たな領域を拓きつつある。

加藤幸治
武蔵野美術大学
造形学部

【民具研究、震災史料の救出・復元】学生とともに、東日本大震災の被災文化財を活用した地域のくらしのイメージを再構築する仕事を続けている。

安室知
神奈川大学
経済学部 経済学科/歴史民俗資料学研究科 歴史民俗資料学専攻

【生業研究】緻密なフィールドワークで同時代的、国際的な視野から生業研究を切り開いている。本業、副業、雑業に分類された労働観の民俗を明らかにする。

藤川美代子
南山大学
人文学部 人類文化学科/人類学研究所

【舟上生活者の民俗】船上生活者の比較民俗誌。

姜竣
京都精華大学
マンガ学部 マンガ学科 カートゥーンコース/マンガ研究科 マンガ専攻

【メディア論】紙芝居の研究で有名だが、その発想や方法には民俗学的な素養が色濃い。

島村恭則
関西学院大学
社会学部 社会学科/社会学研究科 社会学専攻

【現代民俗学】日・韓の比較民俗論。

丸山泰明
天理大学
文学部 歴史文化学科 考古学・民俗学専攻

【博物館史、戦争と民俗】日本の近代史と民俗をつなぐ斬新な領域を開拓し続けている。

小池淳一
総合研究大学院大学
文化科学研究科 日本歴史研究専攻/国立歴史民俗博物館

【民俗信仰史、書承伝承論】口頭のみで後世に伝えられる口承伝承に対し、民俗伝承における文書の意味を明らかにする。「民俗書誌論」を提唱し「書かれたもの」を民俗学的に研究する方法を開拓している。

岩本通弥
東京大学
教養学部 教養学科 超域文化科学分科 文化人類学コース/総合文化研究科 超域文化科学専攻

【民俗学方法論】常に今日的な課題を民俗学の立場から考察し、発言していく姿勢は柳田國男の「世相解説の学」としての民俗学を継承している。

興味がわいたら

津波のまちに生きて

川島秀一

三陸沿岸の信仰や昔話など、平時の生活文化と、震災後のフィールド・ワーク、自身の気仙沼での被災体験を描いた著書。平易な語り口で、生活と生業が分かちがたい、海に生きる人々の心性を描き出す。また、経済や効率優先の復興政策を問い直す。「危機に直面した」「民俗学者」の「歩き方」を知ることのできる一冊。「日常」や「生活」、「歴史的な経緯」に立脚したところでものを考えるという民俗学の特色が理解できる。 (冨山房インターナショナル)


妖怪談義

柳田國男

日本民俗学の権威、柳田國男による著書。日本の天狗や川童、幽霊などの本質を独特に論じる。現代人がもてあそぶ「怪異」とは異なる、生きた場で立ち上がってくる「感覚/経験」としての「妖怪」を知ることができる一冊。 (講談社学術文庫)


宮本常一の写真に読む失われた昭和

佐野眞一

具体的な「もの」から生活を考え続けた民俗学者、宮本常一。彼の写した村や島の暮らし、街角の庶民などの写真から昭和を解説する。日本人の生活が高度経済成長期を経てどのように変わったのかを若い世代の人が知るために最適な一冊である。 (平凡社)


海を渡ったモンゴロイド 太平洋と日本への道

後藤明

南太平洋、ポリネシア、ハワイなどの神話や文化の起源を、日本の神話や古代文化と関係づけながら、考える。また、人類がどうやって海を渡ったか、その際に星や波や鳥を見てどのように進路を定めたのかがわかる。 (講談社選書メチエ)


本コーナーは、中高生と、大学での学問・研究活動との間の橋渡しになれるよう、経済産業省の大学・産学連携、および内閣府/総合科学技術・イノベーション会議の調査事業の一環として、企画・制作・運営されています。
各先生の所属など、掲載されている大学(学部・学科ほか)の名称は、2020年1月段階の調べによります。実際の進路選択等に際しては、各大学のHP等で改めてご確認ください。

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