天地明察

冲方丁

江戸時代に、日本初となる国産歴「貞享暦」を作り上げた天文学者・渋川春海を主人公とした時代小説。現在では当たり前のようにそこにある「暦」というものの、巨大な「権力」としての側面を垣間見ることができます。

一介の囲碁棋士に過ぎなかった主人公が、何度も挫折を繰り返しながら、「暦」という巨大なものに算術を武器として立ち向かっていく姿には、心を震わされます。 (角川文庫)

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