米軍と農民 沖縄県伊江島

阿波根昌鴻

戦後、伊江島では、アメリカ軍の射撃場として、「銃剣とブルドーザー」による苛烈な土地接収が強行されました。それに対抗し続けたのが、著者である阿波根昌鴻です。「米軍」と「農民」の間に存在する圧倒的に不均衡なパワーバランスを解体し、対等な存在へと置きなおしていくための思想として、ぜひ手に取ってほしい一冊です。 (岩波新書)

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