理性の限界 不可能性・不確定性・不完全性

高橋昌一郎

理論経済学の中心となってきた命題などを、哲学や論理学の側面からわかりやすく説いてくれる本。著者の「難解な話をわかりやすく楽しく進めるためには“雑談”が最も有効だ」との考えから、多彩な登場人物―会社員、経済学者、哲学史家、運動選手、科学社会学者等―がシンポジウムで自由闊達に議論を繰り広げるという形式でテンポよく展開している。 (講談社現代新書)

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