疫病と世界史
ウィリアム・H・マクニール
疫病(流行病)が人類の歴史において大きな意味を持ったことがダイナミックに描かれています。アステカ帝国の滅亡と疫病の関係、モンゴル帝国下のユーラシアにおけるペストの広まりについては、中高生の皆さんもご存じかもしれません。
1970年代の書物ですが、今、読み返しても、研究上の刺激になります。「コロナ禍」を知る皆さんに読んでいただきたい書です。
(訳:佐々木昭夫/中公文庫)
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