忘れられた日本人

宮本常一

歴史の教科書に載るのは、社会を大きく動かした権力者たちの姿がほとんどです。本書は日本の農山漁村を訪ね歩いた民俗学者・宮本常一が、そんな「歴史」からは忘れられてきた庶民の生きざまを描いた一冊です。

まだ100年もたっていない時代の人びとの暮らしは、現代に生きる私たちには、想像もできない異世界に見えます。なぜこうも私たちは忘れやすいのか、目先のことや少し前の過去の出来事に心を占められてしまうのかを痛感させられます。そして、今とは違う未来の自分たちのあり方への想像力をかきたてられます。 (岩波文庫)

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