八月の砲声
バーバラ・タックマン
第一次世界大戦で各国がどのように意思決定をしていったか、そしてどのように世界戦争になっていったかが明らかにされる。正しい決定をくだすこと、間違いを間違いと認めて小さなことでも正すこと、憶測でものごとを進めるのではなくしっかりコミュニケーションを取ること。そうしたことの重要性をこの一冊から感じとれるだろう。
(山室まりや:訳/ちくま学芸文庫)