もっとも美しい対称性

イアン・スチュアート

本書は、物理学の基本である「対称性 (Symmetry)」という概念とその“美しさ”を追い求めた数々の数学者(ガウス、ガロア他)や物理学者(アインシュタイン、ディラック 他)の物語を、古代バビロニア時代から現代までたどって紹介したもの。最先端の物性物理学の研究テーマには、物質の様々な対称性(時間反転対称性、鏡映対称性など)をもとにしたものも多い。なお、特に数学好き、物理好きの人は、本書で紹介されている古代ペルシャの詩人・数学者のオマル・ハイヤームが円錐の対称性から導き出した「3次方程式の作図解法」に感銘を受けることだろう。 (水谷淳:訳/日経BP)

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