原子を飼いならす 見えてきた極小の世界

ハンス・フォン・バイヤー

「〈原子〉は不生・不滅・無性質・分割不可能な無数の物質単位であって、たえず運動し、その存在と運動の場所として〈空虚〉が前提とされる」というのが、古代ギリシアの哲学者デモクリトスの唱えた原子論。以来、量子力学など原子の姿を捕らえた最新の成果まで、物理学の歴史と科学者たちのストーリーを綴っている。原子・分子・電子は我々の目には見えないが、この本は、現代科学によって開発されたさまざまな装置を利用すると、その実在を実感できることを教えてくれる。 (高橋健次:訳/草思社)

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