オムニフォン “世界の響き”の詩学

管啓次郎

著者は比較文学者で詩人。カリブ海文学、フランス語圏アフリカ文学、アメリカインディアン文学、異文化コミュニケーション論、トラヴェル・ライティングなどをいろいろな大学で教えてきた。本書のタイトル「オムニフォン」とは、「オムニ=多」、「フォン=響き」のことで、一つの言葉のなかに多くの言語が響いていることを想像し、感じることを意味する。アメリカ、カリブ、ブラジル、東アジアなど異なる文化が交じり合う異文化状態の中での言語、文化、文学を語る。世界史を教科書に書かれた視点とは全く違った視点で書き直す、挑戦的な試みで、世界の見え方が変わってくるだろう。 (岩波書店)

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