EV電気自動車向け大型電池の需要が急拡大
リチウムイオン電池とは、正極と負極の間をリチウムイオンが移動する二次電池(充電可能な電池)のことです。スマートフォンやノートパソコンのバッテリー、ハイブリッド車(HEV)や電気自動車(EV)などの車載用電池としての利用が広がっています。有機化学の原理を用いたこの電池を製造するのは、大手家電メーカーか化学系メーカーです。
日本はリチウムイオン電池の開発で世界に先行し、当初は日本が世界の大半のシェアを占めていました。しかし現在、韓国、中国のメーカーに抜き去られています。両国企業の急成長の理由は電気自動車の車載用電池の開発です。脱炭素の世界的な流れからも、EV車載用の大型電池の需要は今後も高い水準が維持されると予想され、日本のオリジナル技術での巻き返しが期待されます。
役立ち度の高い学問分野を、役立ち度の高い順に並べました。
その学問分野が学べる大学・研究者をみてみよう。
★5つから☆までで、★が多いほど役立ち度は高い。
※大学、大学院修士、大学院博士の3つの最終学歴での比較
※20歳~44歳調べ
電気・電子系(工学)学科 | ★★ |
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機械系(工学)学科 | ★★ |
応用化学・物質系(工学)学科 | ★ |
経営学・商学系学科 | ★ |
法律学系学科 | ★ |
経済学系学科 | ★ |
材料系<金属・セラミックス等>(工学)学科 | ☆ |
※出身者の多い順。★5から☆までで、★が多いほど出身者が多い。