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生態とは、生物が自然界のどんな気候や地形の場所で、どんな集団で、どんな社会をつくり、何を食べて、他の種とどんな相互関係をもって生活しているかといった生活の有様のこと。主に生物学の【生態・環境】で研究されている。食物連鎖など生物同士の関係や、炭素や水循環など地球環境との関係を生態系といい、【生物多様性・分類】では、生態系の視点から生態を考える。
そして【森林科学】では森林の生物、【昆虫科学】では昆虫、【水圏生産科学】では海や川など水に棲む生物、【応用微生物学】では微生物、【自然人類学】は生物としてのヒトや霊長類というように、各分野が対象とするフィールドや生物の生態について研究している。
【自然共生システム】では人間の活動が生態系に与える影響や生態系の修復、【生物資源保全学】では生物多様性維持のための生態系の保全、【地域環境工学・計画学】では農村や里山の生態系保全の観点から生態にアプローチしている。