生物多様性・分類

38億年前最初の生命誕生以来、数百万種を越える生物の多様性の秘密を、系統的に分類しながら明らかにする

遺伝的多様性   集団の多様性   種の分化   生物の系統発生   生態系

学べる大学は?

研究をリードする大学

大学詳細

東京大学

理学部 生物学科
【 主な研究者 】
上島励 野崎久義
教養学部 統合自然科学科 統合生命科学コース
【 主な研究者 】
伊藤元己

京都大学

理学部 理学科 生物科学系
【 主な研究者 】
渡辺勝敏 田村実 森哲
農学部 森林科学科
【 主な研究者 】
井鷺裕司 神崎護
総合人間学部 総合人間学科 自然科学系
【 主な研究者 】
瀬戸口浩彰

北海道大学

理学部 生物科学科 生物学
【 主な研究者 】
四ツ倉典滋 柁原宏 堀口健雄 鈴木仁
農学部 生物資源科学科
【 主な研究者 】
吉澤和徳 大原昌宏 秋元信一
水産学部 海洋生物科学科
【 主な研究者 】
今村央

筑波大学

生命環境学群 生物学類
【 主な研究者 】
石田健一郎 橋本哲男 宮村新一 稲垣祐司

広島大学

理学部 生物科学科
【 主な研究者 】
嶋村正樹 坪田博美
教育学部 第二類(科学文化教育系) 自然系コース
【 主な研究者 】
富川光
生物生産学部 生物生産学科 分子農学生命科学プログラム
【 主な研究者 】
長沼毅
総合科学部 国際共創学科
【 主な研究者 】
山田俊弘

日本女子大学

理学部 物質生物科学科
【 主な研究者 】
深町昌司 関本弘之

金沢大学

理工学域 地球社会基盤学類 地球惑星科学コース
【 主な研究者 】
神谷隆宏

その他の優れた大学

大学詳細

帯広畜産大学

畜産学部 共同獣医学課程 獣医学ユニット

【脊椎動物の系統進化と分類】 陸生および海生哺乳類そして鳥類など野生動物の豊富な環境にあり、実学的教育が実践されている。

琉球大学

理学部 海洋自然科学科 生物系

【生態学、分類学】 多くの研究者が在籍し、亜熱帯島嶼の環境で、様々な研究ができる。

琉球大学

農学部 亜熱帯農林環境科学科 生態環境科学コース

【昆虫学】 亜熱帯島嶼の環境で、昆虫の生態、進化に関する様々な研究を行っている。

東京都立大学

理学部 生命科学科

【植物分類、進化遺伝学】 野外調査を中心に、熱帯や小笠原の植物研究を行っている。牧野標本館を持っているのも特色。また生物の多様性について分子進化遺伝学的観点から研究を行っている。

中央大学

理工学部 生命科学科

【古植物学、植物系統学】 化石植物を現生植物と比較して進化過程を解明し、時空を超えて植物の進化を復元している。

福山大学

生命工学部 生物工学科

【分子系統学・系統地理学】 日本列島の自然をゲノム学的観点で解析し、新しい知見を世界にアピールしている。今後の日本の当該分野をリードしていくものと期待される。

総合研究大学院大学

生命科学研究科 遺伝学専攻 /国立遺伝学研究所

遺伝現象だけではなく、「進化」を念頭に置いてユニークな研究する研究者が多く在籍。

主な研究者

研究者詳細
佐々木基樹
帯広畜産大学
畜産学部 共同獣医学課程 獣医学ユニット/畜産学研究科 獣医学専攻

【機能形態学】クマ科動物、霊長類、アザラシやオットセイなどの鰭脚類、鯨類、鳥類を中心に、これらの動物の機能形態学的な適応のしかたを、コンピュータ断層撮影で解析する研究。動物のおかれた環境とその機能形態との関係を把握する。

半澤直人
山形大学
理学部 理学科 生物学コース/理工学研究科 理学専攻

【進化遺伝学】パラオ諸島の海水湖群に隔離されている海洋生物の進化、山形県の最上川で絶滅にひんする淡水魚類の保全、大量発生しているクラゲ類の動態など…遺伝子レベルで調べる。

富永篤
琉球大学
教育学部 学校教育教員養成課程 小学校教育コース・中学校教育コース 理科教育専修/教育学研究科 教科教育専攻

【両生ハチュウ類学、集団遺伝学】日本本土のアカハライモリや、琉球列島の両生類のいくつかの種の地域集団間の分化について調査。その結果、アカハライモリ、両生類とひとくくりにしている種のいくつかは、もはや別種レベルにまで達していることが明らかに。

遠藤秀紀
東京大学
理学系研究科 生物科学専攻/総合研究博物館

【脊椎動物の機能形態学】肉眼解剖や画像解析など幅広い手法で脊椎動物の機能形態を解析している。

西川完途
京都大学
総合人間学部 総合人間学科 自然科学系/人間・環境学研究科 相関環境学専攻

【両生類の分類学、生態学、保全生態学】両生類を研究対象にすることで国内有数。国内や海外の多くの両生類を研究対象に幅広い内容の研究を進めている。ここに行けば様々な観点で、両生類を研究し学ぶことができる。

辻田有紀
佐賀大学
農学部 生物資源科学科 生物科学コース/農学研究科 生物資源科学専攻

【植物の種分化と菌共生】ラン植物の種分化に関連する菌共生を解明。

戸田守
琉球大学
理学部 海洋自然科学科 生物系/理工学研究科 海洋自然科学専攻/熱帯生物圏研究センター 

【爬虫類の分類学、生態学、進化生物学】琉球列島の爬虫類を中心にその多様性研究や生態、進化生物学的研究を行っている。

角川洋子
東京都立大学
理学部 生命科学科/理学研究科 生命科学専攻

【植物の種分化過程の解析、シダ植物の繁殖様式の進化】種分化の過程を、生殖様式に注目して解析するのが特色。

山田敏弘
大阪市立大学
理学部 生物学科/理学研究科 生物地球系専攻

【被子植物の起源(胚珠の進化)、化石を用いた進化研究】植物発生学、古植物学(化石)、分子遺伝学的手法を組み合わせて研究。

大石元治
麻布大学
獣医学部 獣医学科/獣医学研究科 獣医学専攻

【霊長類の機能形態学】新たな画像解析法を用いて霊長類の機能形態研究を進めている。

海老原淳
国立科学博物館

【シダ植物の分類と系統】古典的な分類学ができるうえに、遺伝子解析を用いて種分化過程を解析。

太田英利
兵庫県立大学
環境人間学研究科 環境人間学専攻/自然・環境科学研究所

長年にわたり、国内、海外の両生類、爬虫類の多様性研究を進めている先生。兵庫県立人と自然の博物館と兼務。

興味がわいたら

海洋の生命史 生命は海でどう進化したか

西田睦:編

約38億年前、最初の生物は海で誕生したと考えられている。その後、様々な地球環境の変遷を経て海で生物は進化し、様々な海洋生物どうしの関係を保ちながら、生活している。海洋生物はどのような仕組みで誕生したのか。執筆者の一人、山形大学の半澤直人先生は「海水湖における海洋生物の固有進化」を紹介。先生たちは、日本の真南にあるパラオ諸島の海水湖群に着目。なぜなら、海水湖群は「約15000年前に外海から分断された小さな海」と見なすことができ、そこに生息する生物はそれぞれの海水湖で独自の進化を遂げていると考えられるからだ。そして生物の形態の観察やDNA分析をした結果、海水湖ごとに独自の進化が起こっていることを明らかにした。本書からは、こうした新たな生命誕生のロマンに触れてほしい。 (東海大学出版部)


NHKスペシャル 生命大躍進

NHKスペシャルで放送された科学番組のDVD。第1集は「そして"目"が生まれた」。約5億年前、短期間の間に、現在見られる動物が出揃い出し、祖先たちは精巧な目を持つようになった。進化の学説で、「カンブリア大爆発」と呼ばれるこの時期の謎に迫っていく。第2集「こうして"母の愛"が生まれた」、第3集「ついに"知性"が生まれた」の3回シリーズで、進化の大躍進物語を描いている。生物の進化に関する新しい発見について、わかりやすく説明されている。 (NHK)


新図説 動物の起源と進化 書きかえられた系統樹

長谷川政美

哺乳類、鳥類、爬虫類の系統分類に関して、最新の情報を写真とともにわかりやすく紹介してあり、最新の系統分類の情報を知る上ではとても役立つ。「生物多様性・分類」という学問のまさに分類という部分で、最新の情報を提供している。主に哺乳類の系統樹を写真入りで示してあり、初めてこの学問領域に触れる学生にとっても理解しやすい構成となっている。近縁な、または同じ分類群において生物が形態的多様性を持っていることがよく理解できる内容である。 (八坂書房)


哺乳類の進化

遠藤秀紀

哺乳類とは、基本的に有性生殖を行い、現存する多くの種が母親の胎内で生まれ、乳で子を育てるのが特徴である。約2億年前、恐竜の時代以降、原生哺乳類はどんな進化をたどったか。この本は、哺乳類の進化に関して、その形態と合わせて解説されており、またさまざまな哺乳類の機能形態に関しても報告がなされている。 (東京大学出版会)


本コーナーは、中高生と、大学での学問・研究活動との間の橋渡しになれるよう、経済産業省の大学・産学連携、および内閣府/総合科学技術・イノベーション会議の調査事業の一環として、企画・制作・運営されています。
各先生の所属など、掲載されている大学(学部・学科ほか)の名称は、2020年1月段階の調べによります。実際の進路選択等に際しては、各大学のHP等で改めてご確認ください。

みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ