X-MEN
アメリカのスーパーヒーロー映画で、不死身の主人公(ウルヴァリン)とその仲間が、人類を守るために敵と戦うという内容です。ウルヴァリンの武器は、「アダマンチウム」と呼ばれる架空の合金でできた爪で、どんなものでもスパスパと簡単に切ってしまいます。固体のアダマンチウムは、ほぼ破壊は不可能という夢の材料です。このような材料は現実には作れないでしょうか?
通常、金属材料には、転位と呼ばれる原子レベルの欠陥が沢山含まれています。金属材料は、この転位のお陰で変形(加工)させることができるのですが、そのせいで強度は、転位を含まない金属材料よりもずっと低くなります。もし金属材料中の転位を完全に制御することができたなら、アダマンチウムに近い性能を持つ材料も作れるかもしれません。
(監督:ブライアン・シンガー)
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