天野先生の「青色LEDの世界」 光る原理から最先端応用技術まで

天野浩、福田大展

ノーベル賞受賞の青色発光ダイオードの発明に至った長い研究の過程がわかる。高校生でもわかるように説明され、成功に至るまで様々な制約のもと試行錯誤を繰り返したことが述べられており、特別な能力を持ってなくても強い意志を持って果敢に目標に挑戦すれば素晴らしい成果を得られることがあることを訴えかけてくれる。学問的には、半導体の基板の表面、基板―薄膜界面、薄膜という3点で、新しい薄膜制御技術の開発についてくわしく述べている。これからの科学技術の発展のために工学の世界に飛び込もうとしている若い方におススメ。 (ブルーバックス)

同じ分野のおススメ本

みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ