ルポ タックスヘイブン 秘密文書が暴く、税逃れのリアル

朝日新聞ICIJ取材班

少し前になりますが、タックスヘイブンと呼ばれている中南米のパナマ共和国を舞台に、世界の大富裕層や大企業が過度な節税を目的に、秘密口座を有していたことが明らかになりました。これは、南ドイツ新聞というドイツの新聞社がスクープしたのですが、日本でもその解明に携さわった朝日新聞のジャーナリストが、経緯を明らかにしています。

税金を納めるのは、誰しも楽しいことではないのですが、それが回りまわって各国の社会保障制度や公共工事・災害時の原資になっていることを考えれば、やはり、一部の豊かな人や会社の行き過ぎた行動は好ましいものではないということも、これから大人になる皆さんにわかってほしいと思います。 (朝日新書)

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