スポーツ国家アメリカ 民主主義と巨大ビジネスのはざまで

鈴木透

今や世界で唯一の大国ともいえるアメリカ合衆国。アメリカンフットボールやベースボールなどの巨大なスポーツ・ビジネスを運営するスポーツ大国でもあります。このスポーツを題材に、人種やジェンダー・性の問題はもちろんのこと、ドーピングなどの社会問題からトランプ大統領とプロレスの因果な関係など、興味深い話題を通じてアメリカ文化・思想の根幹をあぶり出しています。

著者は近著『食の実験場アメリカ ファーストフード帝国のゆくえ』(2019)で、ハンバーガーやフライドチキンといったアメリカの大衆食を例に、移民文化を論じる力量の持ち主です。多方面に渡る博学ぶりには、頭が下がります。 (中公新書)

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