社会を変えるには

小熊英二

社会を変えるための方法を探る実践の書であり、「社会」とは、「社会運動」とは、「民主主義」とは何なのかを根本的に問う、社会科学のすぐれた入門書。著者は日本のナショナリズムや社会運動に関する大著を何冊も書いてきた学者であるとともに、反原発デモなど社会運動にも関わってきた。最初は本の厚みにひるむかもしれないが、論理が明確なので意外と読み通すことができるだろう。自分たちの社会を知りたい、社会を変えたいと考えている人に、思考の基盤を築いてくれる一冊。 (講談社現代新書)

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