近代文化史入門 超英文学講義

高山宏

著者の高山宏先生は英文学の専門でもあり、絵画的手法の一つであるマニエリスム(バロックの手前の美術史上の技巧の多い様式のこと:歪みを持った絵を含む)の専門家です。シェイクスピアからデフォー、コナン・ドイルまでの英文学を語る一方、文学だけでなく、美術、哲学のジャンルを超えた視点が世界を見る大きな手段であることを、力強く、独特な語り口で(時折少々難しいこともありますが)語ってくれる本です。特に、視覚面から世界を捉える手法を明確に解説し、例示してくれる名著だと思います。 (講談社学術文庫)

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