外国語の壁は理系思考で壊す

杉本大一郎

もし外国語を文系科目として学んで「苦手だ」と感じている人がいたら、外国語そのものについて考えるきっかけに一読してもらえると嬉しいです。文系学問の柱のひとつがここまで苦手なら、理系にしようかと考える人もいるはず。そんな人でも、ノーム・チョムスキーの生成文法の世界に出会えば、言語学に興味を持つかもしれません。言語を数式のように分解し、記号の世界へと変えていく。とても不思議で面白い世界です。

生成文法の理論を学んだ後に英語を見ると、これまでとは違った読み方ができるようになるでしょう。言語を研究する面白さにも気がついてもらえるかもしれません。 (集英社新書)

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