脳のなかの幽霊

V・S・ラマチャンドラン、サンドラ・ブレイクスリー

事故で失った腕がまだ存在しており、痛みを覚え、ものを掴めると感じる。左半身が麻痺しているのにもかかわらず問題なく動いていると思える。両親を見てもそれが自分の両親だと認識できない。こうした、脳と身体がミスマッチを引き起こした実際の臨床例を交えて、神経学の大家が脳の仕組みを説明する。特に、アイデアさえあればお金がなくても最先端の研究ができた著者の話は非常に面白い。実際、それが病の治療につながっているのだ。 (山下篤子:訳/角川文庫)

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