工学部ヒラノ教授

今野浩

雑務と講義に追われながら研究を進め、一コマの授業料の安さを嘆き、文科省に翻弄されつつ大学内での出世を目指す。米国で博士号を取得し、数々の日本の有名大学の工学部で勤めた著者が、周囲で起こる出来事をユーモアたっぷりに記したノンフィクション。エンジニアリングに携わる人たちの生態と、米国と日本の大学の内情がよくわかる。もちろんこの本が工学部の全てではないが、理工系学部への進学を考えている人や理工系の仕事に興味がある人は、この本で「予習」しておこう。 (新潮文庫)

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