河合塾グループ 河合塾

もやしもん

石川雅之

「もやし」とは、味噌や醤油、酒などの醸造食品に加える麹をつくるための麹菌のこと。ちなみにもやしの語源は「萌え（芽が出る）」という説もある。この種麹をつくる「もやし屋」の息子で菌が見える主人公が農大に入学したところから物語は始まる。研究室の仲間や菌たちとの、大学生活が描かれている。「菌が主人公」という説もあるマンガなので、読者もきっと菌をかわいいと感じ、醸造学は面白い！と思うようになるだろう。 (イブニングKC)

この本に興味を持ったらこの学問へ
応用微生物学
薬・発酵・エネルギーに。微生物の利用学

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ

生物はウイルスが進化させた　巨大ウイルスが語る新たな生命像

武村政春

数十億年前に誕生した、ウイルスの祖先について書かれている。著者は、この祖先と思われる巨大なウイルス＝トーキョーウイルスを発見した。このウイルスに病原性はないが、...

生命はなぜ生まれたのか　地球生物の起源の謎に迫る

高井研

深い海の底には、マントルの割れ目から地熱で熱せられた水が噴出する孔がある。この40億年前の原始地球の深海熱水孔で、最初の生命として誕生したと考えられているのがメ...

微生物ハンター、深海を行く

高井研

著者は、国立研究開発法人、海洋研究開発機構（JAMSTEC）の研究者。「しんかい6500」などの潜水調査船で世界中の深海を調査し、生命の起源となる微生物を探しま...
河合塾グループサイトのご案内
みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ