くすりをつくる研究者の仕事 薬のタネ探しから私たちに届くまで

京都大学大学院薬学研究科:編

薬を作るために必要となる学問(基礎科学)の研究がいかに行われているのかを、京都大薬学研究科の専門家が具体例を通して紹介している。第4章では、複雑な生体分子の構造をどうやって「見る」のか、それがどのように役立つのかについて解説する。生体成分のうちで生体分子を構築しているタンパク質とはどんな分子なのか、その立体構造を原子レベルで見ることができるX線結晶解析とはどんな方法なのか。普通の顕微鏡でごく小さなものを見ることとの類似点と相違点から説明している。目には見えない原子の世界が作り出す生物の不思議を感じ、その謎解きに参加してみよう。 (化学同人)

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