エイズ治療薬を発見した男 満屋裕明

堀田佳男

世界で最初に有効なエイズ治療薬として使用された、AZTという薬の開発に関するノンフィクション。当時まだ得体の知れない病気であったエイズに対し、その治療薬の開発に果敢に挑んだ勇気と知力を併せ持つ優れた日本人研究者の物語。この薬のエイズウイルスに対する効き方をもとにして、多くの他の薬もエイズ薬として承認された。そしてそれらの薬を混ぜて服用するカクテル療法により、エイズはもはや死の病ではなくなった。 (文春文庫)

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