昭和史発掘
松本清張
今でもテレビドラマでリメイクされる『砂の器』など、近代・現代の社会問題に切り込んだ作品を残した小説家、松本清張。本書は松本清張が書いた昭和史のノンフィクション作品で、田中義一の陸軍機密費問題、五・一五事件など、教科書にも載っている数々の事件が描かれている。特に「二・二六事件」へ切込みの迫力が素晴らしく、世の中は何でも重層的に見ないとだめなんだということが身に染みてわかる。
(文春文庫)
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