教員需要推計と教員養成の展望

山崎博敏

前半では、戦後から現在までに公立小中学校の教員採用には3つの大量採用時代があったこと、2020年以後には3度目の教員就職難の時代が到来することが示されている。後半では、戦後70年間になぜ教員採用が大きく変化したか丁寧に説明し、最後に国立教員養成学部の改革や、私学の小学校教員養成への参入を含め、教員養成の質をどう維持するかについていくつか政策提言をしている。各都道府県の教員採用がどの程度になるかの図示されており、教員志望の大学生や高校生には進路決定の参考になるだろう。教育政策に関心ある人にも勧めたい。 (協同出版)

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