自閉症の僕が跳びはねる理由 会話のできない中学生がつづる内なる心

東田直樹

著者である東田直樹さんは、自閉症を伴う重度の知的障害者です。自発的な言葉はほとんどない、けれども書くことはできる、そのような障害特性のある方です。東田さんご自身が自分の感覚や体験などをまとめてあります。「僕の中の記憶は、線でつながりません。場面としての記憶しか残らない感じです。好きなことは、まるで向こうから飛び込んでくるかのように記憶できます。それなのに、過去のできごとについては、昨日のことも、1年前のことも、僕の中ではあまり変わりがありません」

「『じっとして』と言われるとします。『じっと』という言葉は『じっと見て』など、見るときに使われます。また『じっと動かないで』と動作のときにも使われるのです」。彼の本は、日本のみならず世界中で注目されています。彼らの語り、語ることのできる彼らの語りを読むことは、これまでの研究や実践では得ることのできなかった彼らに近づく方法だと思います。本書の続編となる、『続・自閉症の僕が跳びはねる理由 会話のできない高校生がたどる心の軌跡』もおすすめです。 (エスコアール)

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