フランケンシュタイン
メアリ・シェリー
本を読む醍醐味は、フィクションであれノンフィクションであれ、世界観が変わるような体験ができることだと思います。英文学のフィクションで高校生にぜひ読んで欲しいのは、小説『フランケンシュタイン』です。
「フランケンシュタイン」という言葉を聞いて、何かしらイメージを抱くかと思いますが、そのイメージと原作とを比較するとまったく違うという、まさに世界観が変わるような体験ができる小説の一つがこの作品です。また、作者が19歳の少女だったことにも驚かされます。原作を読んで英文学に興味を持ったら、併せて『批評理論入門「フランケンシュタイン」解剖講義』(廣野由美子著、中公新書)も読んでみてください。一つの物語を、様々な切り口で読む方法を教えてくれます。
(訳:芹澤恵/新潮文庫)
みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ
TOPページへ