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世界遺産とは、ユネスコの世界遺産リストに登録された、文化財、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」をもつ物件のこと。
世界遺産や指定を目指す遺跡や遺物は【考古学】、美術作品は【美術史】、建築や街並みは【建築史・意匠】で研究される。自然については、地形や気候、植生などを研究する【地理学】の視点が必要。文化や景観はその土地の歴史の中で形成されるものであり、【日本史】【アジア史・アフリカ史】【ヨーロッパ史・アメリカ史】など歴史学の知見が欠かせない。
有形の文化財を指定する世界遺産に加え、ユネスコは民俗芸能や祭り、手工芸、暮らしなどを対象とする「無形文化遺産」を指定しており、【文化人類学・民俗学】や【人文地理学】が関連する。
【文化財科学・博物館学】では、世界遺産の保全や、博物館等での展示を検討する。【観光学】では、観光の視点から世界遺産にアプローチする。