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宗教について、その宗教の思想や歴史など、あらゆる角度から研究するのは【宗教学】、【中国哲学・印度哲学・仏教学】の分野。【文化人類学・民俗学】では、祭りや人生儀礼、参拝など、信仰の行為にスポットを当てて研究する。また【社会学】でも、社会の視点から宗教にアプローチする。
そして宗教は、宗教絵画や仏像など信仰対象の像、宗教建築、宗教音楽など、優れた芸術を生み出してきた。こうした宗教芸術は、【美術史】や【美学・芸術諸学】の領域で、宗教建築については【建築史・意匠】からも研究される。
また宗教は、例えば日本なら一向一揆、ヨーロッパでは十字軍や宗教戦争など、歴史に大きな影響を及ぼしてきたので、【日本史】、【アジア史・アフリカ史】、【ヨーロッパ史・アメリカ史】といった、歴史からの研究も行われる。世界では現在も宗教の宗派の違いによる紛争が起きており、【地域研究】の分野で研究されている。