中国哲学・印度哲学・仏教学

「中国哲学」は人として歩むべき実践倫理を説く儒教、神仙思想の発展した道教が中心。「印度哲学」は古代インドでもっとも古い聖典ヴェーダについて、「仏教学」は釈迦が開き東南アジア、中国、日本へ伝来し独自発展した仏教について、解き明かす

仁義礼智忠信孝悌   老荘思想   ヨガのルーツ   大乗仏教   アーユルヴェーダ

学べる大学は?

研究をリードする大学

大学詳細

東京大学

文学部 人文学科 中国思想文化学専修課程
【 主な研究者 】
横手裕

東北大学

文学部 人文社会学科 中国思想専修
【 主な研究者 】
三浦秀一
文学部 人文社会学科 インド学仏教史専修
【 主な研究者 】
桜井宗信

龍谷大学

国際学部 国際文化学科
【 主な研究者 】
三谷真澄

大谷大学

文学部 仏教学科
【 主な研究者 】
福田洋一

大阪大学

文学部 人文学科 中国哲学専修
【 主な研究者 】
湯浅邦弘

名古屋大学

文学部 人文学科 哲学倫理学コース インド哲学分野
【 主な研究者 】
和田壽弘

広島大学

文学部 人文学科 哲学・思想文化学コース
【 主な研究者 】
根本裕史 末永高康

早稲田大学

文化構想学部 文化構想学科 多元文化論系
【 主な研究者 】
森由利亜

その他の優れた大学

大学詳細

北海道大学

文学部 人文科学科 言語・文学コース

中国哲学、中国語学、中国文学の三つがまとまっている「中国文化論教室」で、中国学を幅広く学ぶことができる。

二松學舍大学

文学部 中国文学科

漢学者の三島中洲によって創建された大学である。その建学の精神はいまも生きていて、スタッフも重厚である。


海外で学ぶなら

大学詳細

清華大学(中)

人文学院

理系の大学のイメージが強いが、中国学は戦前からの伝統を持つ。

復旦大学(中)

人文学院

この大学の「出土文献与古文字研究中心」という研究機関が、現在の出土文字資料研究を牽引している。広瀬薫雄先生が在籍。

北京大学(中)

人文学部

中国の文系では、最難関の大学。中国学は、伝統と歴史を持つ。

台湾大学(台)

哲学系

荀子研究の第一人者である佐藤将之先生が在籍しており、日本人研究者のサポートも行っている。

主な研究者

研究者詳細
末永高康
広島大学
文学部 人文学科 哲学・思想文化学コース/人間社会科学研究科 人文社会科学専攻 人文学プログラム

【中国古代思想史】諸子百家の思想を中心に、戦国時代から秦・漢にかけての思想と文化を研究。残された文献を通じて、ある時代を真剣に生きた過去の人々、すなわち「他者」の理解を追求している。

近藤浩之
北海道大学
文学部 人文科学科 言語・文学コース/文学院 人文学専攻

【易学、出土文字資料】古代中国の思想『易』研究の第一人者。日本では占いでおなじみだが、中国では宇宙観や思想、学問すべての原理として最上位に置かれる経典として知られる。易研究のほかに日本の漢学もよく研究している。

井川義次
筑波大学
人文・文化学群 比較文化学類 思想文化領域 現代思想コース/人文社会科学研究科 哲学・思想専攻

【欧米への宋学の影響】欧米の近代哲学に与えた中国思想の影響を明らかにする。

小島毅
東京大学
文学部 人文学科 中国思想文化学専修課程/人文社会系研究科 アジア文化研究専攻

【宋学、宋代以後の儒教、日本思想】中国思想史で、中でも宋から清にいたる時期の儒教研究の第一人者。朱子学の形成と展開の過程を哲学史に限定するのではなく、当時の政治文化の文脈から再検討してきた。中国学の立場から日本思想にも発言している。

中島隆博
東京大学
教養学部 教養学科 超域文化科学分科 現代思想コース/総合文化研究科 超域文化科学専攻/東洋文化研究所

【老荘思想・新儒学】欧米の哲学と中国の思想を対比。

宇佐美文理
京都大学
文学部 人文学科 中国哲学史専修/文学研究科 文献文化学専攻

【中国芸術思想】中国の芸術に関する思想を中心に研究している。視点がユニーク。

池田恭哉
京都大学
文学部 人文学科 中国哲学史専修/文学研究科 文献文化学専攻

【中国中世思想史】哲学と文学の境界領域の研究を開拓している。今後が期待される若手のホープ。

名和敏光
山梨県立大学
国際政策学部 国際コミュニケーション学科

【中国出土文字資料】国内より国外の知名度が高い、出土文字資料研究の第一人者。

興味がわいたら

地下からの贈り物 新出土資料が語るいにしえの中国

中国出土資料学会:編

今の若い世代に、中国の古い時代にもっと興味を持ってもらいたいと、中国史学の専門家が編纂した書籍。第1章の「出土資料でわかること」では「祀りと占いの世界」「諸子百家はどう展開したか」「経学とは何か」「儒家思想が台頭するまで」あたりが、第2章の「どこから何が出てきたか」では「馬王堆」「銀雀山」「阜陽双古堆」「郭店と<上博楚簡>」あたりが、中国哲学と関連が特に深い。新しい資料の出現がこれまでの考え方を覆していくという、学問のもっともスリリングなところを存分に味わえる。中でも、「郭店楚簡」の出現がこの分野の学問に大きな影響を与えており、どのような影響か簡潔に説明されている。 (東方選書)


三国志 演義から正史、そして史実へ

渡邉義浩

184年、中国で黄巾の乱が起こると、後漢は動揺し、戦乱の時代を迎えて、やがて魏、蜀、呉の三国が鼎立する。この時代の「正史」が歴史書の『三国志』。明代に時代小説となったのが『三国志演義』で、劉備、関羽、張飛、諸葛孔明、そして曹操、孫堅など魅力ある人物が大活躍する。日本でもこれらを下敷きにした小説、ゲームが作られている。なお『三国志』は「正史」といっても書き手の偏向があり、史実とは限らない。本書は『三国志演義』を入口に、「正史」、さらに史実へと読者を誘う。学術書ではないが、三国志の時代の政治や文化を知ることができる。 (中公新書)


世界の宗教といかに向き合うか

市川裕:編

わが国の宗教学界をリードする宗教学者たちによる論文集。内容は少し専門的だが、わが国における宗教学の最前線を知る上での良書。意欲のある高校生なら読めるだろう。天理大学の澤井義次先生は、インドのインド宗教の研究に関する論文を寄稿している。 (聖公会出版)


韓国とキリスト教

浅見雅一、安廷苑

韓国は、国民の約30%がクリスチャン(プロテスタント20%、カトリック10%)だという。儒教(朱子学)が国教であった朝鮮時代に天主教(カトリック)が流入し過酷な弾圧を受けた後、19世紀末から本格化した近代開化運動の流れに乗って改新教(プロテスタント)が布教を開始し、日本の植民統治からの解放後には爆発的な成長を遂げて世界最大の教会をソウルに置くに至った過程などを概説する。日本の重要な隣国韓国の宗教文化事情について理解することができる。思想史研究の分野では、グローバル化と学際化が最近のトレンドだが、中国古典文化を基礎とする東洋がキリスト教を基礎とする西洋文化をどのように受け入れたのかという意味で、グローバルであり学際的だ。 (中公新書)


本コーナーは、中高生と、大学での学問・研究活動との間の橋渡しになれるよう、経済産業省の大学・産学連携、および内閣府/総合科学技術・イノベーション会議の調査事業の一環として、企画・制作・運営されています。
各先生の所属など、掲載されている大学(学部・学科ほか)の名称は、2020年1月段階の調べによります。実際の進路選択等に際しては、各大学のHP等で改めてご確認ください。

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