層位・古生物学

層位学=地層を新旧に順序だてその時間的な関係を調べ、古生物学=化石を対象に過去の生物を調査。理学の地球科学と生物学の2つを通して地球環境の変遷の現象を解き明かす

気候変動   年代測定   ジュラシックパーク   カンブリア爆発   生物の大量絶滅

学べる大学は?

研究をリードする大学

大学詳細

東京大学

理学部 地球惑星環境学科
【 主な研究者 】
遠藤一佳 横山祐典

北海道大学

理学部 地球惑星科学科
【 主な研究者 】
山本正伸 沢田健

東北大学

理学部 地圏環境科学科
【 主な研究者 】
井龍康文 西弘嗣

金沢大学

理工学域 地球社会基盤学類 地球惑星科学コース
【 主な研究者 】
長谷川卓

静岡大学

教育学部 学校教育教員養成課程 教科教育学専攻 理科教育専修
【 主な研究者 】
延原尊美
理学部 地球科学科
【 主な研究者 】
北村晃寿

東京学芸大学

教育学部 初等教育教員養成課程 理科選修/中等教育教員養成課程 理科専攻
【 主な研究者 】
高橋修

大阪市立大学

理学部 地球学科
【 主な研究者 】
江崎洋一

その他の優れた大学

大学詳細

新潟大学

理学部 理学科 地質科学プログラム

名古屋大学

理学部 地球惑星科学科

【生物圏進化学】

京都大学

理学部 理学科 地球惑星科学系

島根大学

総合理工学部 地球科学科

【古生物学】 教育面が充実している。

琉球大学

理学部 物質地球科学科 地学系

【サンゴ礁学、環境解析】 自然を活かしたフィールド教育研究、複数の異分野融合による包括的なサンゴ礁環境解析が可能な点。「生物系」でもサンゴ研究ができる。


海外で学ぶなら

大学詳細

University of California, San Diego/カリフォルニア大学サンディエゴ校(米)

スクリップス海洋研究所

【地球科学、海洋学】 地球科学・海洋学の最先端研究を推進。

The Australian National University/オーストラリア国立大学(豪)

地球科学研究科

【海洋科学、サンゴ礁学】 最先端の科学機器と豊富なフィールドによる海洋科学、サンゴ礁学が盛ん。

主な研究者

研究者詳細
浅海竜司
東北大学
理学部 地圏環境科学科/理学研究科 地学専攻

【古環境学、地球化学】沖縄は温暖化の最前線に位置する。琉球列島における海と陸の環境解析を行い、海水位の変動を研究。過去の地球環境の移り変わりを細かく正しく知ることに取り組む。

北村晃寿
静岡大学
理学部 地球科学科/総合科学技術研究科 理学専攻/防災総合センター

【層位・古生物学、第四紀の海水準変動、地質学】もともと層位・古生物学から第四紀の海水準変動を専門に研究していたが、一転、地質学研究を行う。研究課題の変更のきっかけは、東日本大震災に伴う巨大津波の発生である。自身の住む東海地方の津波堆積物の調査を開始した。

鈴木雄太郎
静岡大学
理学部 地球科学科/総合科学技術研究科 理学専攻

【進化形態学】外敵に対して体を丸めることで有名なダンゴムシと同じ節足動物、三葉虫化石の骨格と筋肉の形態から、この体を丸める球体化防御姿勢の進化形態学的研究を行う。

近藤康生
高知大学
理工学部 生物科学科/総合人間自然科学研究科 理学専攻

【進化古生態学】貝類の化石を研究。木に年輪があるように、二枚貝の貝殻の表面に細い同心円状の線を成長線または年輪という。そこからわかる個体のくわしい履歴に、化石が出る地層の年代や気候など環境情報を加味して、進化や絶滅の背景に迫る。

延原尊美
静岡大学
教育学部 学校教育教員養成課程 教科教育学専攻 理科教育専修/教育学研究科 学校教育研究専攻

【貝化石の分類、古生態】粘り強い観察や工夫で研究を進めている。

興味がわいたら

貝が語る縄文海進 南関東、+2℃の世界 増補版

松島義章

縄文海進とは、約1万年前(縄文時代前期)、最終氷期のあと気候が温暖化に転じ、現在の海面より約2~3メートル高くなったことを指す。その証拠に、当時の海岸線にあたる場所に多くの貝塚が存在することが知られる。この本では、アサリやハマグリなど身近な貝類について、過去の気候や地形、また地層のでき方や貝塚からの出土状況など、古生物学の研究内容がさまざまの情報を統合しつつ、具体的に解説されている。また、化石だけを扱うのではなく、地層、年代、環境等、まわりの環境との関係を考えながら研究がなされていることを紹介している。 (有隣新書)


手足を持った魚たち 脊椎動物の上陸戦略

ジェニファ・クラック

海で誕生した生物は、海や河川・湖などの水中で進化してきた。そのうち、植物の一部が上陸する。少し遅れて動物が上陸する。脊椎動物の上陸は、3億6000万年前のデボン紀のころという。この本は、生物の上陸という生物進化史上の重要事件の謎に、化石の研究を通じて迫っていく様子が描かれ興味深い。講談社現代新書からは、「生命の歴史シリーズ」として、『カンブリア紀の怪物たち』と『失われた化石記録―光合成の謎を解く』が出ていて、本書はシリーズ3冊目。 (松井孝典:監修、真鍋真、池田比佐子:訳/講談社現代新書)


貝のミラクル 軟体動物の最新学

奥谷喬司

貝類とは、軟体動物のうち貝殻を持つものの総称、または貝は軟体動物の別称としても使われる。この本は、世界に7~8万種はいるといわれる貝類を含む軟体動物のユニークな生態を、エピソードを混えて紹介する。古生物学、生物学、水産学など多方面から貝の謎に迫っていて、読みやすくわかりやすい。 (東海大学出版部)


ワンダフル・ライフ バージェス頁岩と生物進化の物語

スティーヴン・ジェイグールド

約5億年前のカンブリア紀のバージェス動物群という海棲動物を紹介した書籍。進化生物学者である著者は、現在に子孫を残していないこうした動物たちを「奇妙奇天烈動物」と呼び、古生物学の見地から進化を一般向きに解説し、ベストセラーになった。進化、動物の多様性、多面性、また表面的には複雑怪奇に捉えてしまいがちな事象・現象に潜む原理・法則性を見出すことの歓びを感じて欲しい。 (渡辺政隆:訳/ハヤカワ文庫)


本コーナーは、中高生と、大学での学問・研究活動との間の橋渡しになれるよう、経済産業省の大学・産学連携、および内閣府/総合科学技術・イノベーション会議の調査事業の一環として、企画・制作・運営されています。
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