胡蝶の夢

司馬遼太郎

順天堂医院創始者の実子である松本良順の活躍が描かれています。時代の最先端であるオランダ医学をポンぺ先生から学び、外科手術に長けた蘭方医の養成に尽力し、日本の医療に貢献された先生です。奥医師として徳川慶喜の診察も行ったほか、明治維新後は帝国陸軍軍医総監として活躍されました。豪放磊落でありながら義理人情に厚く、人間味溢れる人柄が伝わります。幕末から明治維新にかけて、医療を通して描かれた作品です。 (新潮文庫)

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