河合塾グループ 河合塾

青い鳥

重松清

村内先生は中学の非常勤講師。国語の先生なのに、言葉がつっかえてうまく話せない。吃音の問題を抱えた先生。孤独を抱えた子がいると、ふと村内先生が登場してそっとその子のそばにいる。説教をするわけでもなく、叱責するわけでもない。

村内先生は、その子のあるがままをそのまま受け止めて、いつも静かに寄り添ってくれる先生。あるがままを受け入れてくれる大人が少なくなった時代にこそ、ぜひ手に取って読んでもらいたい1冊です。 (新潮文庫)

この本に興味を持ったらこの学問へ
教育社会学
不登校? 生徒自身ではなく学校や社会が問題だ

同じ分野のおススメ本

こちらもおススメ

レディ・プレイヤー1

「ごく一部の人たちが富を牛耳り仮想空間の社会を動かしていることに、多くの人たちが気づいていない」というSFだけれど、現代社会が抱える貧富の格差をよく表しています...

リウーを待ちながら

朱戸アオ

カミュのペストをモチーフに作られた漫画です。物語の舞台は、架空の町で富士山麓の美しい街・S県横走市。この町で、抗生剤が効かないペストによって多くの死者が出始めま...
河合塾グループサイトのご案内
みらいぶっくへ ようこそ ふとした本との出会いやあなたの関心から学問・大学をみつけるサイトです。
TOPページへ