家族という絆が断たれるとき

芹沢俊介

家族とは、本来子どもたちが安心して帰れる場所であり、家族があるからこそ、子どもたちは大人へと精神的にも身体的にも成長していけるのです。しかし今、時代の流れとともに、子どもたちを守り、包み込んでいた家族が、子どもたちを放り出し、無関心となり、傷つける家族すら出てきていることがわかる本です。

そもそも、子どもたちはどのような家庭環境であれば、幸せに成長していけるのでしょうか。そして、そのための家庭環境を作るために、社会はどのような法整備をすれば良いのでしょうか。「私はひとりぼっちだ」「誰も私を見てくれていない」と感じる子どもたちを一人でも減らすために―。 (批評社)

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