シリアの花嫁

この映画は、イスラエルに占領されて以来、シリア側と分断状態にあるゴラン高原の小さな村を舞台に、政治に翻弄される花嫁と、その家族の運命を描いたものです。シリアの問題というと遠い国の出来事で、自分とは関係のないこととして考えられるかもしれません。しかし、既に、日本にも少ないながらもシリア難民は存在しています。また、世界各地で日本語を学び続けるシリア出身の日本語学習者も存在しています。少なからず、私たちと関係がある問題であると言えます。この映画では、シリアの歴史や政治、人々の生活が描かれています。この映画をきっかけに、シリアの問題に少しでも興味を持ってほしいと思います。 (エラン・リクリス:監督)

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