幹細胞とクローン 全能性のしくみから再生医学まで

仲野徹

病気や事故などで失われた体の組織をよみがえらせる再生医療。京都大iPS細胞研究などの成果も話題になった。再生医療研究で重要なのが、まだ未分化で、これから内臓や皮膚などになっていく幹細胞だ。幹細胞が自らをコピー・増殖しながらいろいろな細胞に分化していく能力を、体内の欠損した部位に活かして治療が行われる。そんな幹細胞とクローン研究の概要を、幹細胞に興味を持った高校生が、短時間で理解するのに最適なのが本書。幹細胞の種類や近年注目を浴びている研究などが、イラストや写真とともに紹介されている。 (羊土社)

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