弁償法の諸問題 新装版

武谷三男

著者の武谷先生は、戦前・戦後期に活躍した物理学者。科学理論の認識のための方法論をつくり、このうちの「三段階認識論」は、湯川博士らとともに素粒子論で日本が世界をリードしたことに貢献した。この本は、その科学的な考え方の指針となる方法論についての論文集。少し難しいが、理解できれば大学での実験や卒業研究で役立つはず。また、現在の研究者でも偉い先生が行ったことが正しいと信じ本質を見逃してしまうケースが多くある。先入観を排して物事を客観的に判断できる方法論を身につければ、大学の勉強はもちろん、社会にでてからも活躍できるだろう。 (勁草書房)

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