イノベーション 破壊と共鳴 

山口栄一

物理学の研究者である著者が、日本の地域経済の問題点を科学的手法で分析するなど、社会科学と自然科学が融合することで新しい知見が得られることを示した本。青色LEDの開発など日本でなされた技術革新を例に、基礎科学を実用技術に発展させるための手法が書かれている。高校では学問の基礎を習い、大学では特定の分野をより深く学ぶが、そうするうちにだんだん視野が狭くなってしまう。そうならないために、自然科学を勉強する学生も、本書のような本を通して早いうちから自然科学と社会科学との関係を知っておくことは大切。また、大学での勉強のモチベーションにもなるはず。 (NTT出版)

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